【海外ドラマで英語】ゴーティマー・ギボン シーズン2 第9話「スタンリーとウソつきなタトゥー」見どころ
今回は「クラスのピエロ」と呼ばれ、
笑われ役に徹しているスタンリーが主役のお話。
クラスやグループや組織の中で、「周囲から期待される役を演じてしまう」
そこに生まれる苦しさや悲しみを正面から描いた30分だよ。
少し前までスタンリーは「不運で不幸な少年」として有名でした。
スタンリー自身も不運・不幸続きなのですが
スタンリーと関わった人もその不運と不幸に巻き込まれることで有名(;;)
だからいつもひとりだったスタンリー。
↓
しかしゴーティマーのおかげで
不幸から抜け出せたのです。
今ではゴーティマーたちの仲間です。
ただちょっとしたドジなところや
ちょっと風変わりなところは相変わらずで
「クラスのピエロ」と呼ばれる”笑われ役”に。
そんなスタンリーが「変わりたい、変わろう」とするお話です。
- 第9話「スタンリーとウソつきタトゥー」あらすじ
- 冒頭のゴーティマーからあなたへの問いかけ
- スタンリーの嘘の告白と謝罪
- ラストのゴーティマーの語り(アンサー)
- 空手の先生の言葉
- 「人を笑わせる」と「人から笑われる」は全然違う
第9話「スタンリーとウソつきタトゥー」あらすじ
クラスのピエロと呼ばれ、クラスの笑いモノのスタンリー。
笑われることに実は悩みを抱えています。
いつもふざけたり、ドジなことを期待され
その期待に応える自分が嫌だったりします。
勉強ができたり
スポーツができる
クラスの人気者やリーダー的存在に憧れるスタンリー。
スタンリーは自分を変えるために「空手」を習い始めます。
空手の先生に集中していないことを注意され
「何か悩んでいるね」と見抜かれて・・・
相談すると空手の先生がスタンリーに
「自分を変えることができる」タトゥーシールを
腕にプリントしてくれました。
そうすると・・・みんながスタンリーの言うことに耳を傾け
なんでも信じてくれるようになったのです!
スタンリーは調子に乗って
ありえない大嘘の武勇伝や
「実は祖先が日本人だ」とか
チアリーダーの子とつき合ってるとか
ウソをつきまくってしまいます。
ところがタトゥーシールが剥がれ落ちてしまい・・・
友達を傷つけ裏切り恥をかかせ
クラス中、学校中から「大嘘つきスタンリー」と
無視されるように・・・・。
悩んだスタンリーはある行動にでます!
冒頭のゴーティマーからあなたへの問いかけ
◆冒頭のゴーティマーの語り
人はレッテルを貼りたがる
人にも・・・
物事を理解しやすくなるからだ
でもレッテルは真実の姿なのか?
それとも創作されたものか?
例えば、スタンリー
ドジだと思われているのは
彼のせい?
それとも周りのせい?
******
People want to label.
But,is that label the figure of truth?
Or do they create?
For example , Stanley.
It is thought that he is stupid.
Is it because of him?
Or is it because of the sirroundings?
*****
貼られたレッテルは誰のせい?
そう見られてる自分のせい?
それともそう勝手に見ている周囲のせい?
一度はられたレッテルは貼り換えできないの?
どう思いますか?
スタンリーの嘘の告白と謝罪
誰も彼の話を聴いてくれない、
みんなに「大嘘つき」と無視され嫌われる中で
スタンリーは行動に出ます。
ランチで人がたくさん集まっている食堂で
ひとりぼっちのスタンリー…。
彼は意を決して食堂中央のテーブルの上に立ち
大きな声でみんなに語りかけます。
*****
僕はたくさん嘘をついた。
僕の嘘で友人を傷つけ、みんなを騙した。
本当にごめんなさい。
もう嘘だって知ってるとおもうけど・・
大タコと闘ったって武勇伝も
チアリーダーの彼女がいる話も
僕が日系人だって話も
みんな嘘。
でも僕がついた最大の嘘は
「笑われても平気なフリをしてきたこと」
「無視されるより笑われる方がましだと思ってたんだ」
*****
そういってみんなの前から立ち去ります。
もうずっと前から
自分を偽っていたと認め
みんなにも正直に気持ちを話したスタンリー。
彼の話を聴いて
あなたはどう感じましたか?
ラストのゴーティマーの語り(アンサー)
◆冒頭の問いかけに対するゴーティマーのアンサー
人は時々
問題をさけようと
真実を隠す
真実を隠すことが
問題の原因になることも
正直でいるのは大変だ
でも僕が思うに
それだけの価値がある。
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People sometimes hide the truth to avoid problems.
Hiding the truth can be a source of problems.
It is hard to be honest.
But I think,
so much worth it!
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空手の先生の言葉
空手の先生も怪しいながらもいいコト言ってた。
↓
「どんな旅も一歩からはじまる」
Any journey begins with a step.
「真剣さを認めてもらうには、
まずは自分を真剣にみつめよ」
ちなみに空手の先生は「SENSEI」と日本語と同じ呼ばれかたしてた。
「人を笑わせる」と「人から笑われる」は全然違う
みんなを楽しませたくて、笑顔にしたくて
楽しい時間や空間をつくりたくて「人を笑わせる」ことと
「人から笑われる」ことは全然違う。
失敗したり
ドジしたり
ダメなところを
クスクス笑われることが
嫌じゃない人なんていない。
傷付かない人はいない。
馬鹿にされて
からかわれて
楽しい人なんていない。
すごく大事なスタンリーからのメッセージだと思う。
では、また第10話でお会いしましょう。